木製スプーンが簡単に自作できる!セリアのセルフクラフトカトラリーを試してみた

セリア
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憧れの木製スプーンを自作するべくセリアのセルフクラフトカラトリーを買って試してみました。

自作のスプーンは何かとハードルが高いですが、100均で買えば自作スプーンが簡単に出来るなんて便利。自分だけのオリジナルスプーンを作りたい人にはうってつけのアイテム。

ならばやってみようと、セリアのアイテムを使い生まれて始めての自作スプーンに挑戦してきました。

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100均で木製自作スプーンを作ってみよう

こちらがセリアで買ってきた簡単木製自作スプーンキット。

他にもフォークなど色んなバリエーションがありますが、やっぱり一番人気は間違いなくスプーンでしょう。

スプーンの形にするために予め型線が引かれているで、これをたよりにナイフで削っていけば最終的にスプーンが完成するわけですね。

いやーこういうのはやった事が殆ど無いんでありがたい。

木材を買ってきて丁度いい大きさにカットして、線を引いて、そこから削ると思うとハードルが一気に上がりますが、すでに削るだけでウッドクラフトが出来る状態になってます。

木製スプーンの作り方

では簡単にセリアのキットを使った木製スプーンの作り方を見ていきましょう。

作り方は4工程にわかれており、完成までの日数は1日。

人にもよりますが、一本のスプーンを作るのに掛かる時間は1時間前後を見ておくべきでしょう。

1・木材を削ってスプーンの形にする

まずは木材をスプーンの形に削ります。

下絵にそって削っていきながら形を整えていきます。

この時自分の手を切らないよう常に注意しつ削っていきます。

またスプーンの内部をくり抜く時には彫刻刀などを使うと簡単です。

2・サンドペーパーで表面を綺麗にする

続いてサンドペーパーで表面を綺麗にします。

まずは荒目のサンドペーパーを使って表面を削り、仕上げに目の細かいサンドペーパーで仕上げます。

なおこの製品にはサンドペーパーは付属していないので別途準備する必要があります。

3・食用油を塗る

削りが終わり表面が滑らかになったら、表面を綺麗にふきとり、食用油を塗り込みます。

(油でなくとも蜜蝋でも可能)

この時水をつかって表面を綺麗にせず、必ず乾燥させた状態で油をぬりこみましょう。

また、油を塗り込む時にはキッチンペーパーなどを使い、余分な油は拭き取りましょう。

4・乾燥させる

最後に乾燥させます。

季節によりますが乾燥には最低でも1日必要です。

また、乾燥したら再び油を塗り再度乾燥させると表面のツヤやコーティング力が増します。

セリアのキットを使って木製スプーンを自作してみる

それでは木製スプーンを実際に作っていきます。

準備するものは以下の通り

・ナイフ(あれば彫刻刀)

・サンドペーパー(荒目と細目)

・食用油

・キッチンペーパー

・軍手

とくに軍手は必需品。

手を切ってしまう恐れがあるので、できれば革手袋などを着用しましょう。

まずは線めがけてサイドをカットしていきます。

すでに線が引いてあるのでキリやすいですね。

木材はそこまで固くありませんが、手をすべらしてグサっと行くこともあるので慎重に切っていきます。慌てると良いことがありません。

しかし慣れないウッドクラフトゆえに、思ったより削るのが大変。

これは根気よくいかねばとひたすらナイフで削っていきます。

途中まで削ったところで様子をチェック。

よく見るとスプーンにするには結構厚みがあるので、これ厚さの調整もしっかりやらないと。

にしてもナイフで削るのは思ったよりも難しい。

力をいれすぎると一気に削れすぎてしまうし、丁寧に、細かく削っていくしかありません。

削り始めて30分位が経過すると、スプーンらしい形にたどりつきました。

この時点でもう手は結構痛い。

手軽とはいえ、もう少し楽に作れると思っていたのが甘かったですね。

しかしまだ作業は終わっていません。

全体的にまだまだ太く、削らなくてはならない箇所がありますね。

その部分を慎重に削っていきます。

なんとか形になってきました。

はじめてやってみるとわかりましたが、ちょっとでも刃を立てすぎると一気に削れるところがあるので大変。

それと、木目に沿って削る部分は結構簡単ですが、そこが最も削れすぎてしまう所なので、木目にあわせて力を入れないとダメですね。

次第にスプーンぽい形になってきました。

ここまでで40分ほど掛かりましたが、さすがに40分間もずっとナイフで削ってると指が痛い。

ちょっとウッドクラフトをなめてましたね、これは大変だ。

つづいてスプーンの内側を削っていきます。この部分はナイフで削ってみましたがあんまり上手くいきません。

僕が下手だからでしょうね、それでも一生懸命削っていましたが諦めて途中から家似合った彫刻刀を使って削ることにしました。

それからサンドペーパーでヤスリをかけていきます。

できるだけ表面を滑らかにしていきますが、なんとなく凸凹を残した方が味があって良い気がして適度にかけることに。

いや、木製スプーンの自作に疲れてしまったわけじゃないですよ?味があるかなと思っただけですよ?

そしてヤスリがけも完了

なんかでこぼこですけどコレでいいんです。手作りの趣ってやつですよ。うんうん(そうじぶんに言い聞かせることも重要)

続いて油を塗っていきます。

使ったのは普通のサラダ油。

それをキッチンペーパーに含ませて木製スプーンに塗って油を染み込ませていきます。

この部分は食器に使うニスでも良いみたいですね。そっちの方が強度も上がるみたいです。

しかし説明書通りに食用油を塗った方が簡単だし、油なら家に必ずありますしね。

油を満遍なく染み込ませたら、今度は乾いたキッチンペーパー表面の油を吹いていきます。

そうすると表面が木製スプーンらしい色合いになってきました。

で、こちらを丸一日感想させると・・・

できました。セリアの木製スプーンキットからちゃんと自作できました。

ただ見た目はちょっと歪ですが、それは僕が下手なだけ。器用な人は絶対これより上手に作れるでしょう。

自作の木製スプーン夕飯を食べてみる

というわけでスプーンが完成したその日の夕飯。

早速スプーンを使おうとワクワクしてたんですが・・・なんと、その日のメニューが酢鳥と味噌汁と白米という、スプーンの出番がまるでないメニュー!

しかし、それでもスプーンを使いたい。

せっかく自作したんだし、何かに使えないかなと思ってつい味噌汁を木製スプーンで飲んでしまいました。

ちょっと味噌汁に木製スプーンを使う意味がなさすぎると思ったんですが、コレが思ったより良い。

自分で作ったスプーンで食べる料理は特別美味しいと聞いてたんですが、味噌汁も美味しいではありませんか!

コレはもう一つスプーンを作ってるみようかな、と思ってしまった一品。

もし木製自作スプーンに興味がある人は是非一度試してみてください。

セリア
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