今回はREBEL社のクリックホッパーの実釣編になります。
それにしても最近暑くなりましたね。
それだけならいいんですが、ほんとうに蝦夷梅雨ってやつなんでしょうか、七月に入ってからも雨が続いてますね。
ですから、やっぱりきましたね。
そう、バッタの季節が。
つまり今こそバッタルアーの出番ってことで、これきちゃいましたね。みなさんもバッタの使い時がきましたね。
というわけで、今回も無茶苦茶な導入から入ってきてのこんにちは、αトラウトです。
今回は先日購入したクリックホッパー一つを持って二か所を回ってきました。
一か所は小渓流、もう一つはこいつが得意という止水のプール。
この餌と噂されるリアルなバッタルアーの実力について検証してきました。
まずは渓流域でクリックホッパー使ってきた
とりあえず、まずは渓流で使ってみました。
このルアー、渓流で使えるのかは正直良くわからなかったんですが、ひとまず釣れるかどうか確かめてきました。
アップクロスでのアクションが一番効いてる
ひとまずはクリックホッパーで釣りあがっていきましたが、さすがというか、予想通りというか。
とにかく動かしやすい
もともとテストした時に、やたら派手なアクションをするルアーだとは感じてたんですが、それがアップクロスではとても効果的に効いてます。
このルアーのでかいリップがバッチり水を噛むせいで、軽いトゥイッチを入れるだけでキビキビと動いてくれます。
ていうかこれ、トゥイッチいる?
っていうレベルでして、普通に流れにあわせてリーリングするだけできちんと動くんですよ。
これはさすがに普通のミノーじゃ無理な動きじゃないかと。
これだけのリップのサイズがあり、なおかつ小型のフローティングだからこそできる芸当です
で、釣りあがっていくと一匹キャッチです。
25㎝位だと思いますが、はじめてのルアーで釣れたニジマスさんはやっぱりうれしいです。
しかも、僕史上初めて試したアクションでした。
放っておいてチョンチョンアタック
クリックホッパーは、トップウォーターで使うのが定番。
というわけで、一匹目を釣った時には、トゥイッチではなく、トップでの動きを試している所でした。
やり方としては、投げて、それからロッドを立てて、時折チョイチョイと動かす感じ。
基本は流れにのっているだけなんですが、大きなリップがついているので、わずかなアクションでも「ガポ」という感じの動きがでます。
で、その瞬間に水面を割り、魚がクリックホーッパーに襲い掛かってきました。
「でろーでろーでろー・・・・いやいやほんとに出るんかい!」
と、なんかノリツッコミみたいな感じで合わせました。
だって、正直そんな動きで本当に釣れるなんて思ってもなかったんですもん。
こっちもミノーイング歴は相当浅いですけど、基本アップではトゥイッチ掛けるもんだと思ってましたから。ジャーキングやリーリングならまだしも、まさかほぼ放置プレイみたいな動きで釣れるなんて思いませんよ。
にしても、トップでのアワセはタイミングがシビア。
実はこのアワセの前に一匹バラしてます。
が、今回は丁度アクションを掛けた直後だったんでリズムに偶然あった感じ。ラッキーです。
それにしても、このパターンで魚が釣れたのは初めてで驚きましたね。
これが噂には聞いていた、渓流トップパターンってやつなんでしょう。
やっぱり、このクリックホッパーは渓流でも水面を意識している時こそ強いのかも。
ダウンクロスはアクション一切かけちゃだめ
クリックホッパーはダウンクロスじゃだめだろうな。
僕も確かにそう思っていました。
で、実際に使ってみましたよ。
そしたらですよ?驚きですよ。
やっぱりダメですね
いやいやこのルアーダウンで使うってどうなんって思ったんですけど、まず本来のトップウォーターではなく、全力のクランクベイトになって潜っていきました。
でも、動きはそれほど破綻しない。
ひっくり返るかと思いきやひっくりかえらない。
アクションは派手すぎですけど、水面に飛び出すってことは見られませんでした。
たぶんこれは、クランク的な要素を併せ持ったトップウォータープラグだからこそですね。
使い勝手は悪いですけど、ひたすらボトムを小突きまくるっていう感じで、使えないことはない。トゥイッチとかは一切かけず、リーリングも超スロー。
ていうか巻かない、むしろこっちでも放置プレイで良い動きします。
で、思ったのがボトムやたら小突いても根掛が全然ないこと。
これはめちゃデカイリップと、その角度のおかげですね。
まったく考えてなかったけど、こいつ、かなりのスナッグレス効果です。
続いてプールでのトップウォーター
この渓流は釣りあがっていくと、少し大きなプールがでてきます。
このプールで小さなニジマスやヤマメ、ウグイさんやら育ち、川を下っていくわけです。
でも、どうやら居たのはマス類だけじゃないみたいで。底のほうにどじょうが群れていたのが見えました。しかも死骸も。
種類はよくわかりませんが、かなり育っています。15㎝はあるかと。
しかし、他にもいくつかドジョウの死骸が目立ちます。
一体なぜドジョウだけが死んでいるのか?
酸素の不足?病気?それとも?
その原因を考えながら、ひとまずプールでクリックホッパーをキャストです。
ほっといたら釣れた
これがびっくりすることに、いきなり一匹つれました。
しかもですよ。
一切動かしていないのにですよ。
で、まずキャストの感覚について説明を忘れてました。
釣りあがっている最中は特に気にしてなかったんですが、広めのプールだとやっぱり飛距離がでないと実感しましたね。
リップがデカイのと軽いプラルアーのせいで、もう全然飛距離がでません。
同じ重さならドクターミノーやリュウキFのほうが全然飛びます
全力でキャストしても、ひょろひょろっと飛んで、ぽちゃっと着水。
それで糸ふけを取っている間に、即座にバイトですよ。
だから、今回はノリツッコミなんてしている暇はありません。
「さぁこれから釣るウァアアア!」
ていう感じですからん、もうホラーですよ。
いきなりの襲撃に完全にテンパッテましたよ。
でも、こちらもちょうどアクションをかけようとした時だったのでフッキングしましたしラッキーでした。
にしても、この日はトップへの反応が凄まじい。
一匹つったあとにキャストしても、かなりの魚がバイトを繰り返してきます。
というのも、大量に発生している虫のせい。
特にこの時期、プールになっている場所は大量に虫がでてきています。
その虫めがけてアタックを繰り返しまくっているからこそ、水面にやたら意識を集中してきます。
そして二匹目。
これ位のサイズのトラウトが大量にアタックしてきます。
にしても、こんなにトップの釣りでアタックを繰り返されるのは初めての体験で、めちゃくちゃ興奮しましたね。
バラシも凄い多かったんですが、トラウトのトップってアワセのタイミングがシビアです。
デッドスローの巻きにチェイス多発
クリックホッパーの定番アクションと言われているデッドスローでの巻き。
表層をクネクネ動かしながら、引き波を立てつつ引いてくるエリアでのテクニックですが、流れが止まりやすい場所ということもあり試してみました。
この日はパターンが合わなかったのか、放置プレイよりもバイトは少なかったですが、チェイスは多数確認。ルアーの後ろのほうでガボガボしている子が沢山いたので、確かに効果はありますね。
クリックホッパーはトップで楽しめるルアーだった
今回の実釣でわかったのは、このバッタ・オブ・バッタルアーであるクリックホッパーは、ひたすらにトップが楽しめるルアーでした。
まず、リップ付いているからって、単純にミノーと思って使っちゃだめですね。
こいつはめちゃくちゃ変態。しかもわがまま。
クリックホッパー独特の使い方しか全然ゆるしてくれない。
でも、それがはまるとめちゃ釣れる。
とくに虫が大量に飛んでいる時期は。
ただ思うのは、これが黒系ならさらに釣れたんじゃないかと。
黄色いイナゴカラーもハマレばいけるんでしょうが、やっぱり渓流だと黒のほうが安心感ありますしね。
とりあえずキャスト性能は地獄で、飛距離はまるで期待できません。
ですが、投げて着水するだけで食ってくるあたり、やっぱりこいつは餌だなと実感。
クランクベイト的に使うのもいいですが、やっぱり水面をこじってやったり、放置してやったり、表層をノロノロと引いてやると一番バイトが多いルアーでした。
で、やっぱりこのルアーの一番のポイントは。
渓流でトップウォーターを手軽に楽しめる。
ってことにつきると思います。
もちろん渓流じゃなくても良いんですが、トラウトをトップで釣りたい、しかも流れが多少あるところで・・・となれば、クリックホッパーは最も活躍してくれる気がしますね。
ただ、今回はこのルアー以外にも、まさに餌というべきルアーを手に入れてまして。
相当マニアックで、誰も渓流で使ってないかもですが、次回はそいつのルアーレビューから書いていこうと思います。
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