REBELのクリックホッパーを手に入れました。
にしてもバッタルアー、これぞ虫パターンに最高のルアーではないかと思わされるレベルのキモさ。虫恐怖症の人はぜったいさわれませんね。
しかも値段もさほど高くないですし?
今回はこのブログ初となる輸入ルアーレビューですし?
しかも、アメリカ。アメリカですよ。
僕ら世代にとって音楽も、映画も、ドラマも、小説も、何もかもがアメリカナイズされているわけで、やっぱりアメリカンルアーを持っていると気持ちが安らぎますね。
でも、トラウト系ルーアのレビューでアメリカのルアーが登場することなんてまぁ珍しいことかもしれません。
REBELのクリックホッパーは最強バッタルアー
REBELのクリックホッパーは、以前から知っていたルアー。
でも、買ったのは初めてですね。
ここ最近暑くもなってきて虫も大量にやってきたし?そろそろ虫ルアーの出番も大量にでてきていますし?シケーダーだけじゃなくて、新たな虫ルアーを手に入れようか?てきな。
で、そんな時に、このクリックホッパーがお店でて売っていたわけで。
「あれ?これなんか見たことあるぞ」
というわけで購入。
見た目はそのまんまバッタ。じゃっかんキモい位のリアルプリントがそそられます。
ホッパー(バッタ)という名がついているだけに水面にうかぶバッタを意識したものですが、そのままクランクベイトのようにも使える。
というわけで、このクリックホッパーの歴史やら特徴やらについて触れていこうかと思います。
REVELのクリックホッパーはトラウトに効果絶大
見るからにバッタでしかないクリックホッパー。
REVELのルアーの中では昔から人気があるアイテムですね。僕も昔から存在だけは知ってましたよ。
しかも、日本ではトラウトに使われる数少ないアメリカンルアーということで、現在でもSMITHが輸入販売しています。
どんな状況でもハードルアーで釣りたいメーカー
REVELはアメリカでは代表的なルアーメーカーですが、日本で一番売れているのがクリックホッパーだということです。
REVELというメーカーの歴史は古く、初登場は1963年。
「アメリカにラパラ以上のプラグを根付かせたい」
という熱い目的で創立されたこの会社。
そういえば、天下のラパラがヒットした理由は、本国ノルウェーからアメリカにルーアが輸入されたからですよね。
つまり、当時のアメリカは国産ルアーよりもラパラのほうが強かったわけです。
まぁそれでラパラに挑みたくなる気持ちはとてもわかる。
しかも、REVELは釣りに関する意識が半端なく高いというか。
このメーカーのルアーはアメリカンルアーらしい大味の塗装は初期のもの出るだけで、それから次第にやばい方向へと進んでいきます。
というのも、このメーカー
「何が何でもハードプラグで釣る」
という理念がありまして。
そりゃラパラに喧嘩を売ったようなメーカーですからわかりますが、そのこだわりは尋常じゃない。
食いが渋い時でも食わせるプラグを作る。
作ったルアーが見切られたら絶対見切られないプラグを作る。
もう最初っからワームで釣る気なんてありません。
とにかく何がなんでもプラグ。
どんな状況だろうがひたすらプラグ。
それがこのメーカーのポリシー。
言い換えれば狂気です。
その狂気を貫いた結果、世界でも初のリアル系プリントルアーを発売。
もうルアーに見飽きた魚を絶対に取るために世界初のマイクロプラグを作り
しまいにはキモさがやばいクリックホッパーやビックアンツなどの虫ルアーなどなど
もうとにかくどれだけスレた魚だろうがプラグで釣る為に命を懸けてる変態なんですね。
で、「そういえばバスって虫食うじゃん?だからリアルなプラグ作ったら絶対釣れるわ」
と、ある時思ったのでしょう。
もうお寿司にステーキたしたら最強じゃね?的な発想で。
でも、それがまさかの奇跡を生み、ついに彼らは、リアルを追求した究極の虫プラグ「クリックホッパー」を作り上げました。
このルアーは「最強の坊主逃れプラグ」として未だ根強い人気があります。
トラウト用のルアーとして人気爆発
REBEL社は基本的にはバス用のルアーを販売しているメーカーです。
なので、トラウト用のモデルは基本作ってないんですが、その中でもクリックホッパーだけは日本でトラウト用ルアーとして人気が出たんです。
バス用として使う人もいますが、このルアーを使うと坊主はないものの、小バスがひたすら釣れてしまうという理由から使わなかったり、ウィードエリアでは使いずらいので、あまりメインのタックルにはなっていない様子。
が、トラウト用のルアーとしては、クリックホッパーはうってつけだったわけで。
小さな虫を捕食しているトラウトを釣るうえで、こんなリアルなバッタルアーは最高。
水面を意識している時期なんて、落としただけで食うんだとか。
ここまでくると、「もはや餌」という定番のほめ方がしっくりきます。
どう見てもバッタなルアー
さて、それでは各部位ずつ見ていきましょう。
フロントですが、特徴的な大型のリップで、潜航深度を稼げるクランクベイトタイプ。
かと思うでしょう?
ですが、本来の狙いはスローリトリーブでも確実なアクションを出すため。
リップの角度がそもそも浅いので、潜っても大したことないんです。
じゃぁなんでこんなデカイリップがあるのかというと、めちゃくちゃ遅いリーリングで動かせるように付いてるんですね。
潜らせるというより、水を押すというのがこの奇妙なリップのイメージ。
プラグの種類でいえばトップウォータープラグに分類されています。
実際に潜らせることも可能ですが、水面を意識した釣りのほうが強いです。
背面分も細かいリアルプリントが施されています。
アメリカンルアーといえば大味な塗装だと思われてますけど、REVELのルアーはリアルさこそが売り。このイナゴを模した細かいプリントが見事魚の目を欺いてくれるわけです。
うーん、どこから見てもバッタです。
ルアーの重量は2.8g
全長は381㎜。もちろんフローティングです。
価格はだいたい1000円前後。アメリカンルアーはやっぱり安い!
店頭ではほとんど見かけないですが、ネットでは手軽に手に入るのでうれしい限りです。
サイズは2種類ある
クリックホッパー(CRICKHOPPER)のサイズは2種類あります。
SMITHの正規輸入品では最も小さいF73一種類になっていますが、実際は少し大きいF73Mも販売されています。
スタンダードなF73
日本に正規輸入されているモデルです。
まさに小型のバッタという感じで、トラウト類にマストなサイズ感。
僕が持っているのもこのサイズです。
【スペック】
全長:381㎜ 重量:2.8g フック:#14 潜航レンジ 最大3f
トラウト以外にも効果的なF73M
F73よりも少し大きいのがF73Mです。
こちらはバスでも使えるサイズ感で、トラウト以外ならこちらがおすすめです。
【スペック】
全長:4.95㎜ 重量:3.79g フック:#10 潜航レンジ 最大3f
反則ルアーのマイクロクリックホッパー
マイクロサイズのクリックホッパー。
こちらはREBELが出しているマイクロルアーシリーズの一つ。
トラウト相手の釣りではこの餌感と、テールフックが真上を向いていることからのスナッグレス性能がやばい。
【スペック】
サイズ:320mm 重量:1.8g フック:#2バーブレス 潜航レンジ:90㎝
アクションはバッタっぽくないけどヤバい
このクリックホッパーですが、アクションのほどはどうなのか?
というわけで実際に動かしてみました。
最初はどんな動きするのか謎だったんですけどね、やってみると結構予想外。
かなりウォブリング主体の動きで、表層系クランクという感じ。
こいつをトップで使うとどうなるのか?
なんぞ不明ながらシケーダーと一緒に持ち歩いていきたい。
その実力は歴史が証明しているんですけど、やっぱり実釣してみないとどんなものかわかりませんけどね。
まぁそんな感じで、今回は購入レビューでした。
今後は釣果が出次第インプレ記事を追加していこうかと思います。
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