今回はダイソーのメタルジグフラットをレビューしてみようと思います。
以前からダイソーの傑作メタルジグ「ジグロック」を愛好してきた僕ですが、最近はマイクロ・メタルジグばかり使っていたせいか、新たな扁平系ジグが入荷していることに気が付きませんでした。
そしてようやく出会ったメタルジグ・フラット。
いやいや、ジグロックのほうが釣れるし、別に新しいの出さなくてイイんじゃないかな?
と、思いの他厄介なジグロック原理主義者である自分に気が付きながら、メタルジグフラットというダイソーのジグをチェックしてみることにしました。
ダイソーのメタルジグフラット
メタルジグフラットは店頭で18gしか売っていませんでしたが他にも28、40gの3種類があります。
カラーは色々ありますが、やはり一番人気だと勝手に思っているブルピン。
なぜかこのカラーのメタルジグを買ってしまうのは僕だけでしょうか?
それにしても、見た目はかなりフラットでジグロックに似ている。
ように見えて、なんか全体的なクオリティがジグロックよりも高い気がします。
対象魚は青物全般からヒラメなどのサーフで釣れる系。
というより、メタルジグはあらゆる魚が釣れるので、投げて泳がせられる状況であれば、淡水も海水も問わずどこでも使えると思ってます。
ちなみにフラットタイプは水中でのアピール力が高く、フォール速度を落としつつ、着底から底を切る速度も高いのですが、細身のタイプと比べると飛距離が若干下がるのが難点。
しかし、ショアからメタルジグを使うシュチュエーションの多くがフラットタイプに有利な事が多い。
ゆえに、同じくダイソーから発売されている細身のメタルジグより出番は多いと思われます。
メタルジグフラットをじっくり観察
それでは、メタルジグフラットをじっくりと観察していきましょう。
箱出しですでに若干傷があるのはダイソーらしい。
とはいえ、以前に比べるとクオリティが高く、アイも綺麗に入っており、エラの模様もしっかり。
ついでにエッジも少し強めにでていて、なおかつ塗装がしっかりしている。
なんということでしょう、あの売っている時から塗装が剥げてるで有名なジグロックに比べると、明らかにクオリティがアップしているではありませんか!
とはいえ、メタルジグは塗装なんて関係ない!金属を投げて巻けば釣れるんじゃいとい!う、適当アングラーな僕としては、ジグロックも擁護したい所。
とはいえ、100円で売ってるメタルジグにしては妙に高いクオリティは好ポイントと言えるでしょう。
先端部分をアップで見てみると、エラもしっかり、なおかつボディに重さを示す番号が入っているのが良いですね。
この番号があるだけで、メタルジグの重量がすぐわかります。
そしてアイもジグロックに比べて大きく、黄色く目立つものが使われてます。
こちらの接着具合も以前より強めなのが嬉しいですが、そもそも1投げしたら目が取れて返ってくるのがメタルジグなので、そこはあまり気にしていません。
そして肝心の薄型扁平ボディ。
背の部分は細くできており、少し膨らみをもたせつつも、その名に恥じぬフラットな形状となっています。以前にくらべると、やはりエッジが立体的に見える気がしますね。
続いて腹部からの視点。
背と同じ程度の薄さとなっていて、センターに重心がよっているのがわかります。
ジグロックでは腹部のほが若干厚みがあったと記憶していますが、こちらのほうがフォールの姿勢やスイミングなどにクセがなさそうな気がします。
そしてテール部分。
フックは相変わらずの100均クオリティなので、普通にここは交換推奨です。
しかし、このメタルジグはジグロックに比べると、一回りアイが太くなっている事に気が付きました。
そういえば、ジグロックは手で簡単にグニャっと形が曲がるメタルジグでしたからね。
の特性を利用して、簡単にカーブしたメタルジグを作れるのも良い所だったのですが、今回は以前のモデルよりも曲がりにくい仕様となっています。
これにより、大型魚が掛かったり、根掛かりしたり、踏みつけてしまった時も変形せずに使い続けられる安心感が生まれてます。
ダイソーのメタルジグは進化していた
気がついたらレベルアップしていた、ダイソーのメタルジグフラット。
たしかにコレは皆使うなと思ってたら、やっぱりすでにジグロック派からメタルジグフラット派に以降した人もけっこういるみたいですね。
ただ、ジグロックはジグロックの良さあるからこそ、未だにダイソーで売っているわけで、あっちも良いんですよ、なんですか?老害とか言わないでください!
ただ、やはり本商品のクオリティは100均としてハイレベルな領域に達しており、少しずつ弱点も克服しているのを見ると、ダイソーのメタルジグの進化は未だに止まっていないと実感します。
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