リールフットカバーをご存知でしょうか?
リールフットに取り付けることでロッドに装着した時のガタ付きを無くし、操作性や感度をあげたり、ロッドやリールに傷をつけないようにするアイテムのことです。
僕は人から頂いたアブガルシアのリールフットカバーを愛用してますが、これが以外に結構良いアイテム。とくに変な中華系リールとかフットがへんてこな形なので、コレをつけるとリールにもシートにも傷がつかず、装着した時のガタつきも無くなります。
というわけで、オールドタックルや海外タックル愛好家にはおなじみのリールフットカバーが、なんとセリアで売っていたので買ってきました。うんうん、これが売ってるのが地味にすごいぞ。
セリアのリールフットカバーとは?
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こちらがセリアで見つけたリールフットカバー。
リールフットを傷から守るという名の通り、なんだか高価なリールのフット部分の傷を防ぐために使う人が多いようです。
しかし僕的には、たまに買ってしまう変テコリールの変テコなリールフットのせいで傷がついてしまうリールシート側の傷を防ぐために使うことが多い気がするアイテムですね。
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材質は見た目通りのシリコン系のゴム。
サイズはおおよそ縦が61の、横が17、高さ5mmとなっています。
内容量は5コ入り。
ちなみに有名メーカーのカバーは一個で100円位なので、かなりお安くなってますね。
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中身を取り出してみるとシリコン製のリールフットカバーが登場。
見た目はいたってシンプルで刻印も無し。
触った感じはかなり柔らかく「あーこりゃ疑いの無いご立派なシリコン」といった具合。
僕が普段使っているアイテムはもう少し固くしっかりしてますが、カバーとして使うならコレで十分という気もしないでもない。
ただし、フットの先端部分が若干厚い気が。
底の形状もストレートなので、カーブしていたほうがリールフットの形にピッタり合う気がするのですが、そこは100均クオリティなので問題無し。
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裏側もなんとも普通であり、これぞフットカバー。
さて、これを取り付けると一体どうなるのか?実際に普段よく使う渓流系のタックルにあわせてみました。
セリアのリールフットカバーを装着してみる
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セリアのリールフットカバーを装着してみるとどうなるのか?
リールフットとシートの隙間を考えれば、本当はもっとデカいタックルで試すべきでしょう。
が、そこはシビアに普段から使っているライトタックルに装着して実験です。
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まずはダイワのアルファスair twに装着。
付けた感じは普通ですが、まだまだ余裕がある感じ。
しかし付けた感じはそう悪くありません。
これをウッドグリップに装着してみましたが、やはりキツい。
リールシートが狭めに作られているタイプは、そもそもカバーを付けると装着出来なくなるモノもあるので注意が必要です。
渓流のスピニングにリールフットカバーを試してみる。
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つづいてダイワのピュアリストにレブロス2000Sのコンビ。
こちらにカバーを付けたい・・・のですが、そもそもダイワとダイワかつ番手もバッチりあっているタックルゆえに、ガタつきなんて元から無い。
つまりカバーをつける意味も無いのですが、モノは試して装着してみます。
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リールフットカバーを装着装着すると、かなりスッポリ。
もっと大きなリールフットでも余裕な感じですが、スピニングの方が若干フットが高いので、装着した時にピッタりかんはあります。
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そしてピュアリストに装着。
うん、たしかにハマる。
ハマリはするのだけれど、これ、カバーを付けないほうがガッチリ装着できている気がする。
やはりシートの形状がリールとピッタリ合いすぎていると、もはやカバーなどつける必要が無いということでしょう。
アブガルシアのリールで試してみる
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続いてアブガルシアのエントリータイプでおなじみロキサーニBFにクロスフィールドBFのコンビ。
長らく愛用しているせいか、リールシートのハゲがどんどん目立ってきております。
というわけで、これ以上傷を増やさぬようにリールフットカバーを装着。
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装着感はかなりピッタリ。
やはりダイワよりフットが大きいのでピッタリ感があります。
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リールシートに装着してみると、今までより付けた感じが良い気がする。
やはり海外製品の方がフットカバーが入る隙間があるのか?
とはいえ、なんかカバーの先端部分が潰れているのは頂けませんが、それでもカバーをつけるとリールとの密着度が上がってガタ付きが無い気がしますね。
しかし、有名メーカーのロッドとリールの組み合わせは基本カバーが必要ないものが多い。
だって、自分の所のリールにあわせてロッドも作ってますから、相性が悪いワケがないのです。
中華リールにはピッタリなカバー
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そしてお待ちかねの中華リールです。
リールフットカバーをつけるなら、どう考えても中華リールが最適。
なんせ社外品中の社外品であり、フットが異常な形をしているのも当たり前。
そんなものを国産のロッドに合わせてもガタガタなのが普通で、そりゃリールフットカバーでも付けなければ使い心地も悪けれれば、フットもリールシートも傷だらけですよ。
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そこで登場したのがこちら、かの有名な中華アンバサダーことw300。
今シーズンも愛用していた中華リールの名機であり、むしろ本物よりコッチ派になっている僕。
個人的には大変好きなリールながら、そのリールフットはかなりレトロで凶悪な形をしていることでも知られています。
まず、フット自体が大きなカーブを描いている。つまり、リールシートに先端が食い込むような形をしているので、これをそのままリールに装着すると、あっという間に傷だらけというクレイジーな仕上がりになっています。(でも昔のベイトリールはだいたいこんなモノ)
といった、あらゆるロッドと相性が悪いこのリールを、100均のリールフットカバーでなんとかしましょう。
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はい、凶器のごときリールフットも、カバーをかければ安心。
尖っていた先端も見事に隠れた上に、装着した時の密着度もあがり、抜群の使い心地を生み出してくれます。
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パームスのエゲリアに装着すると、ご覧の通りの密着感。
ガタツキも消え、感度も心なしか上がっている気がしますし、ガタガタしないので竿を振った時の安心感も大きいです。
そして、なにより傷がつかないのが素晴らしい。
これは中華リールに限らず、海外製や古いタックルも同じ。国や時代が違うアイテム同士はなかなか相性が悪く、隙間も多く、使用感が悪いばかりか、ムリに装着するとリールとシートのどちらも傷がついてしまう。
そんな時には、セリアのリールシートカバーを装着するだけで使用感がアップし、タックルも守れるので大変便利なアイテムです。
リールフットカバーを改造してみる
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ちなみに100均のリールフットカバーは簡単にハサミで切れるので、タックルに合わせた形に改造することもできます。
冒頭で紹介したウッドグリップとアルファスの組み合わせでは、ノーマルの100均カバーは使いものになりませんでしたが、その先端をハサミで切るだけで仕様可能。
最近の国産リールは先端部分がシートに食い込む事が無いので、そこだけはみ出してもリールシートを傷から守る働きが生まれます。
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ただし、先端部分を切るとリールフット側の傷は守れなくなります。
まぁコレでも、密着度が上がるとのリールシートの傷を守れる意味があるので、装着しないよりは良いという改造ですね。
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これを先程のウッドグリップに装着するとぴったりと収まりました。
これで傷つきやすいウッドを守りつつ、密着感も上げてくれる素晴らしき状態。
これはセリアのりーリフットカバーに限らず、全てのカバーでも同じことができます。
セリアのリールフットカバーは結構使える
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最後に100均のリールフットカバーが一番似合いそうな鱒レンジャーとセドナの組み合わせをやってみましょう。
そもそも、このタックルにカバーなど必要ない気がしますが、つけるだけで謎の使用感のアップがある気がするので、ものは試しにやってみます。
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フットにカバーを取り付けて。
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鱒レンジャーに装着。
ものの見事に収まるあたり、やはり鱒レンジャーのシートは大きめに作られているのだと実感。
こういった安いロッドにリールをつける時に一手間加えるという小粋なカスタムも悪くない気がします。
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というわけで、セリアで購入したリールシートカバーのレビューでした。
使っているタックルのガタつきを無くしたい人には特におすすめ。
その他にも、高いリールを傷から守りたい人や、リールシートに傷を付けたくない人にも良いですね。
もし手持ちのタックルと合わなくても、ハサミで切って使えばピッタリなカバーになるかもしれませんし、値段も安いので試しに使ってみるのも良いアイテムだと感じました。
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