前回のスピンキャストの釣行でついに手に入れたロッド。
鱒レンジャーのベイトモデルであるダーク・ナイトCT50のレビューになります。
鱒レンジャーのベイトモデルは発売から4年以上が経過していますが、それでもすぐに売り切れてしまうことで知られています。
僕もちょうど秋ごろにスピンキャストを衝動買いしてしまい、渓流で使えるベイトロッドを探していました。
そこで真っ先に思いついたのは、当然鱒レンジャー。
この発想に至ったのは、元から鱒レン使いの僕だけじゃないはず。
手軽で安いベイトロッドを買おうと思ったら、まず鱒レンジャーのベイトもでるあるダークナイトに行きつくというものです。
しかし、ネットを見ても売っていない。
以前はあったはずなのに、数か月すると途端に姿を消すのがこのロッド。
ところが、11月に入ったころ
再びダークナイトがネット市場に出現したのです。
まさにゴッサムシティに舞い降りる神出鬼没の黒い騎士。
釣りの世界の悪を断たんと戦うダークナイトですよ
ただし、こっちは2008年にヒットしたあのダークナイトじゃないほう
いや、ほんとうにあの映画のジョーカーかっこよかったし
ダークナイトライジングだって面白かったし
ジョーカー役をやってたヒースレジャーが亡くなったのは本当に辛い。
まじで映画界の宝だった。
でもね。
僕らのダークナイトは終わってない
もちろん人生の黒歴史が続いているっていう意味で
そんな貧乏人の僕は「これは買うしかない」と即座にポチりました。
ただ、そんな人間は僕だけじゃないはず。
このロッドはそれだけ多くの鱒レンファンが欲しがっている激安アイテム。
いや、安いだけじゃない。
それに、ただ鱒レンジャーをベイトモデルにしただけではない
あの映画がただバットマンを映像化しただけじゃ無かったように
ダークナイトにはダークナイトならではの性能が詰まっている
ていうか鱒レンジャーの制作者さん
絶対ダークナイト好きだったでしょ!
ベイトがある鱒レンジャーダークナイトとは?
このロッドの名前が映画から取られたのかはさておき
鱒レンジャーシリーズは、どうにもヒーローの名前が付けられていることが多いみたいですが
バットマンが何の能力も無い一般人であるように、このダークナイトも高性能ってわけじゃない。
ただし、バットマンと同じくそこが人気っていうのも間違いない
あれほど金持ちじゃないけど、金に苦しむ貧乏人を救う闇の英雄です。
なお、鱒レンジャーダークナイトはベイトだけではなく、スピニングモデルも存在します。
人気はどちらも高いですが、ベイトモデルのほうがやはり売れてますね。
価格はおよそ2000円~3000円程度。
僕は2980円で送料無料で買いましたが、これより価格が上昇することもあります。
なお、こちらは当ブログを経てお買い物頂いた皆様のおかげにより、アマゾンから支給されたポイントを利用して買わせていただきました。本当にありがとうございます。
ということで、まずはこのロッドの種類やスペックから見ていきましょう。
鱒レンジャー・ダークナイトの種類
鱒レンジャー・ダークナイトには僕が買ったベイトモデルの他にスピニングモデルがあります。
ロッドの長さは5ftのCT50と4ftのCT40の二つです。
ちなみにマニアックなのですが。
鱒レンジャーダークナイトには3種類のカラーリングが存在するんですよ。
ベイトモデルはMダークしかありませんが
スピニングモデルにだのみゴールド・レッド・ブラックの3種類があります。
もしベイトモデルじゃなくて良いなら、レアなカラーの鱒レンジャー・ダークナイトを使うことができますね。
ソリッドグラスのタフさと調子は相変わらず
鱒レンジャー通常モデルと同じくソリッドグラスで作られた鱒レンジャー。
タフさは相変わらずですが、少し様子が違いますね。
公式スペックは以下の通りで、やはり通常のグレート鱒レンジャー改とは違いはなし。
しかし、実際に握ってみると次のような違いがありました。
通常モデルより少しだけ重い
鱒レンジャーダークナイトは通常モデルより少しだけ重くなってます。
なぜかはわかりませんが、ロッドを持った時にほんの少し重く感じるんですよね。
実際に重心をチェックしてみると、やっぱりグリップの方向にズレてる。
ということは、ベイトモデルのダークナイトは通常の鱒レンジャーよりも少しだけ重くなっているっていうことです。
で、実際にグラム数をチェックしてみました。
鱒レンジャー・ダークナイトCT50=117g
鱒レンじゃー・SP50=105g
っていう結果でしたね。
いやいやとっちも公式通りじゃないんかい!
というのは誤差の範囲として置いておいて
実際のところ20g近い重量の違いがあるんで、やっぱりダークナイトCT50のほうが若干重いですね。
で、その重さはグリップによるものが大半かも。
普通の鱒レンジャーを使っている人は、ベイトのCT50を買う時はちょっと重心が違うってのを覚えておいてもらえれば幸いですね。
ガイドもダークナイト
鱒レンジャーのガイドはこんな感じ。
もちろんFUJI製品ではないんですが、それなりに使えそうなものっぽいです。
ちなみにただのシルバーではなく、きちんとガンメタに仕上げているのは好ポイント。
ここがシルバーだと全体的にコントラストが上がっちゃって、ダークナイト感がでません。
やはり闇より来るダークナイトならではの細かい拘りがあります。
グリップは鱒レンジャーぽい
ベイトの鱒レンジャーダークナイトのグリップはやっぱりこれ。
使ってるコルクは鱒レンジャーと一緒なんですね。
握りごこちは一緒ですが、若干スピニングのほうより重い気もします。
使いにくいわけでもなく、手元に重心があるんで僕は振りやすいですね。
ベイトの鱒レンジャーのほうがロッドの調子が少し硬い?
ベイトモデルの鱒レンジャーのほうが若干ロッドが固いきがします。
といっても、かなり微妙な範囲ですね。
実際にSP50 と鱒レンジャーCT50を両方ともグリップをゴムバンドで固定。
その状態でブンブンと振ってアクションを確かめてみました。
その結果は、わずかながらダークナイトのほうが固い。
公式のスペックは一緒ながら、こちらにも違いがありましたね。
実際に振るとすぐに「あれ、ちょっと固いな」
と思うんですけど、比べるとかなり差がでていました。
ただ、ロッドの戻り具合はいっしょ。
単純にしなり具合が少しだけ固くなったって事なんでしょうね。
調子もまったく一緒なんですけど、少し硬いだけあってキャストはやりやすそう。
あとはアクションも付けやすいかも。
かといってカーボンレベルってわけじゃなく、基本は鱒レンジャーなんでグラスロッドなりですね。
ベイト鱒レンジャーはやっぱり強度がありそう
鱒レンジャーシリーズに共通していえるのは、グラスソリッドモデルならではの強度の高さですね。
繊細なアクションなのにロッドが折れにくいっていうのが、結構ハードな渓流釣行をする僕にとってはありがたい部分。
このダークナイトも漏れなくグラスソリッドなんで、やっぱりタフな使い方にこたえてくれそうです。
通常の鱒レンジャーより大物を相手にできそう
タフさはもちろんなんですが、このベイトモデルの鱒レンジャーCT50は結構大物も相手にできそうなんですよね。
ロッドの張りがあるので、前の鱒レンジャーより楽できそう。
これとPEの組み合わせなら、なかなか良いサイズまで相手にできそうですよ。
普通の鱒レンジャーでもコイにナマズに雷魚と、なかなかの大物を釣るかたがいるんですが
このダークナイトのほうがさらに大きいのも相手になるかも?
今年は鯉にナマズに雷魚などなど、渓魚以外の大物を鱒レンジャーで狙ってみたいので、ぜひともダークナイトには活躍してもらいたいです。
ベイトの鱒レンジャーを振ってきた
鱒レンジャーを使って渓流に釣りに行ってきました。
とりあえず釣れてもいないんで魚を掛けたあとのやりとりは後程インプレを追加するとして
まずはキャストフィールなどについてなどなど。
インプレっというよりレビューって感じでざっくり書いていこうと思います。
鱒レンジャーらしさはあるけどちょっと投げやすい?
キャストした感触としては普通の鱒レンジャーよりも若干投げやすいですね。
ロッドにほんのりハリがあるんで、いつも使っているSP50に比べると投げやすいですね。
とくに5g程度のルアーを投げる時には、確実にSP50より投げやすい。
グラスロッドに慣れている人間なら「お、これ良いな」って思っちゃうレベルです。
でも普通のカーボンロッドに比べたらやっぱり投げにくい。
やっぱりそのあたりは鱒レンジャーだなって感じで、ビシ!っとキャストが決まることはまぁない。
そのあたりは期待しちゃだめです。こいつは鱒レンジャー。ベナベナグラスロッドの延長戦に間違いなくあるタイプ。
けれども、普通の鱒レンジャーより使い勝手は少し良いのは間違いないです。
ルアーの操作感も若干上昇
普通の鱒レンジャーに比べると、ルアーの操作感も上昇はしています。
やっぱり少し張りがあるおかげですね。
トゥイッチなんかは普通のSP50より動かしやすい。
ただ、かといって劇的に楽になったわけでもない。
とくにトゥイッチの操作の難しさは相変わらずで、やっぱりPEとの相性が良いロッド。
使うルアーもスプーンやスピナーを中心に、リップ幅が広くてトゥイッチの反応が良いタイプが良のは相変わらずですね。
これから本格的に使っていくために
ベイト仕様の鱒レンジャーダークナイトCT50。
今のところ購入したばっかりで、そこまで使い込んではいませんが、鱒レンジャーの中では使い勝手が良いモデルだとは感じましたね。
伊達に通常モデルより値段が高いわけじゃない。
まぁそれでも3000円以下ですから激安ベイトロッドです。
しかしこいつもまたグラスロッド特有のクセがあるんで、使い込んで慣れるっていうのが一番。
いずれ釣りにいけるチャンスがあれば、今度はより詳しいインプレを書いていこうと思います。
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