昔はつけていないけど、今は付けている釣り用アイテムといえば、個人的にはグローブが一番ですね。
子供の頃に釣りをするのにグローブなんて一切付けてませんし、素手が基本。海でも川でも湖でも素手で釣りをしておりました。
ところが、大人になって渓流を初めてからというもの、釣り用のグローブを付けるのが普通になってしまい、今ではどんな釣りでもグローブを付けています。
では、なぜグローブを付けるのか?今回はそのメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。
釣り用グローブを装着するメリット
釣り用のグローブを愛用している身としては、そのメリットはかなり大きく、今では素手で釣りをすることのほうが難しくなっています。
では、そのメリットとは何か?以下に簡単にまとめてみましたのでご覧ください。
手の怪我を防止する
釣り用のグローブを装着するメリットは、やはり手の怪我を防止するのが一番ですね。
僕が通う渓流では釣り場に到着するまでの間、岩を越えたり、木を掴んだり、崖を下る必要がある所も多く、素手だとやはり手の怪我が心配なのでグローブを付けはじめたのが切っ掛けです。
やはり素手で木や岩をつかんで行くと、どうしても手が切れてしまいますから。
他にも、うっかり崖で滑ってしまった時に地面に手をついた時も、グローブを付けていたほうが怪我をしません。
こうした事もあるので、何かと危険な地帯を歩いて釣りをする人はグローブ推奨です。とくに釣り専用でなくとも、移動時だけ軍手を付けるだけでも良いですね。
手が滑るのを防止する
釣り用のグローブはロッドが滑ってしまうのを防止する働きもあります。
もちろん素手でも滑らないように釣り道具は設計されているのですが、握り方によってはそうもいかないケースもありますからね、とくにベイトロッド等は。
また雨の日はとくに滑りやすいので、グローブを着用していたほうが安定性は増しますね。
虫刺され防止
夏場の釣りでは手の部分を虫に刺されることもあるため、フィッシンググローブで手をガードする必要もあります。
蚊はもちろん、アブやハチなどの攻撃から手をガードするためにも、やはり釣り用グローブを着用していたほうが安全です。
寒さ対策になる
釣り用のグローブは夏場よりも秋や冬のほうが付けている人も多いです。
なぜなら、手が寒くて釣りが出来なくなるから。
釣り用のグローブは防寒性能に優れたアイテムも多く、手が動かなくなるのを防いでくれます。
しかし、本気で寒い真冬の北海道の釣りでは釣り用のグローブは役に立たない事が多いのでご注意を。
釣り用グローブをしないメリット
続いて釣り用グローブをするデメリットについても書いてみます。
個人的には釣りにはグローブは必須くらいに思ってますが、それでも「よくよく考えると邪魔かもしれないな」と思う場面もありますね。
手が蒸れて暑い
グローブの種類にもよりますが、どうしても手が蒸れてしまい夏場の使用が辛いという事もあります。
しかし、個人的には虫も多いし、日焼けもするし、怪我もするから我慢して付けている事も。
けれども、子供の頃はそんなの木にせず、ぜんぜん素手で釣りをしていましたっからね。
寒いと気にならないんですが、暑い時期はどうしても手袋が邪魔だと思ってしまいがちです。
釣りの動きを邪魔してしまう事もある
薄手のグローブはまったくそんな事はありませんが、素材が分厚くなるにつれ、キャストやリーリングといった釣りの基本的な動作がしずらい場面もあります。
とくに冬用のネオプレーン素材を使ったグローブは、ものによっては素材が固くて指が動かしずらいため、キャストが上手く決まらないうえに、グリップもし辛い代物もあります。
ただし、分厚いからといってダメというわけでなく、それだけ保温性が高く頑丈という側面もあるのも事実。
こうした分厚いグローブは、繊細なキャストを何度も行うルアーフィッシングなどではなく、投げ釣りなどで使うほうが良いですね。
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