ロキサーニBF8は渓流ベイトフィネスで使えるのか?3gまでがギリギリ?

リール
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前回購入したコスパ力が半端じゃないベイトフィネスリール。ロキサーニBF8のキャスティングについてのインプレッションです。

前回購入してからというもの、家の中でフリップをちょこちょこしてみたり、家の庭で軽くキャストしてみたりしていました。

けど、それじゃ足りない。

と思っていたのですが、最強寒波のせいで吹雪ばかり。

そんな天候が回復した今日、ようやくロキサーニBF8を投げれる機会がやってきたのです。

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ロキサーニBF8のキャスト性能チェック

というわけで家からほど近い農道にロキサーニBF8を持ってやってきました。

しかし晴れましたね。ここ最近ずっと吹雪ばっかりで鬱屈としてたんですけど、気分爽快。

テストもかねてますけど、久々に思い切りロッドを振って練習できるのではりきっています。

ちなみに動画も撮影

今回も動画を撮影しておきました。

需要があるかわかりませんが、真冬のキャスト練習にいそしむオッサンの動画をお納めください。

テストのスペック

というわけでロキサーニBF8のキャスティング能力をはかるべく、まずはテストに使ったタックルスペックなどについて。

リールはもちろんロキサーニBF8。

ラインはもっと細くてもよかったんですが、家にあるのが0.8号のラパラのラピノバXしか無かったので、それを60mは巻いておきました。

ラインは細いほうが飛びますし、糸巻き量も少ないほうが良いんですけど、僕がやる渓流釣りではニジマスからヤマメまで対応できないとならない。

というわけで、実際には0.8号以下を使うことがないし、最低で50m、安心できるところで60mは欲しいので、この程度のセッティングはリアルといえばリアル。

しかも使うロッドは鱒レンジャーCTダークナイトですよ

正直飛ばせるロッドとは言い難いというか。

そもそもロッドとしてのスペックはおせじにも良いと言えない。

それでも投げてテストすれば参考になるというか。

ようは最低スペックでこれだけ飛ぶよ的なやつですよ。

ですから、もっと糸巻き量を減らしたりだとか、細いラインつかったりとか、反発力の高いロッド使ったりすれば、これよりは飛ぶはず。

で、使うルアーは定番の4.5gヘビーシンキング(Dコン)

激安の3gのスプーン(中華製の安物)

そして2.5gのフローティングミノー(ドクターミノー)

いずれも渓流ルアーで、僕が多用してるサイズを選んでますね。メインは渓流で最も多く使われる3g~5gってところ。

キャスト方法は飛距離が出やすいオーバヘッドでやろうと思いましたが、これも渓流ではまず使わないので、サイドオンリーでいきます。

4.5gのヘビーシンキングミノーは余裕のキャスト

4.5gのキャストフィーリングは、もう余裕ですね。

マグネットを半分程度に設定して再度ハンドで軽くキャストしても20メートル以上はぜんぜんいけます。

思い切り振れば30mは超えますし、細いラインならもっといくかも。

キャストフィールは気持ちいし、マグネットのセッティングも高めでいけるから、一番バックラの心配が少なかった。実際の渓流では20m投げれれば釣りになるので、ノーサミングでバックラしない程度までブレーキ強くできそうです。

3gのスプーンも実戦では使える

続いて3gを投げてみますが、これも結構いけます。

飛距離はさすがに若干落ちるんですが、やはり20メートル以上は確実に投げれている。

こちらも思い切りキャストすると横風でも大体20mは出るので、ぜんぜんキャスト可能。

渓流だと30mもキャストすることがないですし、これくらいの飛距離が出れば全然使えます。

ただし、バックラッシュのリスクはこの辺りから高いです。

25m以上のキャストを狙うと、どうしてもブレーキ設定が半分以下になるので、ノーサミングでのキャストは無理。

サミングが遅れても安心できるのは20m前後という所。スプーンは比較的空気抵抗が少ないので、フローティングのプラグだと少しきつくなるはず。

2.5gのミノーから結構きついぞ

続いて2.5gのフローティングミノーです。

さすがにこのあたりからは厳しい。

飛距離はもちろん低いんですが、マグネットブレーキゆるゆるキャストなので、向かい風になるとバックラしかけます。

ただ、キャストできないわけではない。

安全な設定で飛ばす場合は、だいたい10mを超えるくらいは飛びます。

マグネットゆるゆるだと、15m行くかどうかってレベル。

練習次第ではこのグラム数も投げて使えそうですが、かなりシビアな釣りになりそう。

あと、3を下回っても、ミノーではなく小型のジグヘットやスプーンなら、もう少し使いやすいかも。

3~5gのルアーなら渓流で使えるが7g以下のルアーを使うのが正解な気がする

というわけで、キャスティング実験の結果からいえば、渓流ではまず十分な飛距離が出ることがわかりました。

横風があったり、0.8号PEだったり、ロッドはなぜか鱒レンジャーCTだったり、ベイト下手くそな僕が投げたりしていたり。

テスト結果としてはかなり低い数値を叩いているはずなので、他の人が使えばもっと飛ばせるでしょうね。いや、間違いなく。僕下手だしね。

渓流の基本的なグラム数はだいたい投げれるので、ヘビーシンキングからシンキングミノーまでが基本的にカバーできる範囲。

フローティングミノーを投げるには厳しいので、トラウトの場合はヘビーシンキングミノーか、スプーンを投げるためのフィネス機だと思ってます。

のちの実釣でナイロンラインも使ってみましたが、細くて軽いPEを使わないと5g~8g以下でしか良い感じのキャストフィールになりませんね。

結論からいえば、ベイトフィネス機としはあくまでエントリー用であり、3g以下のルアーを投げるための本格的なベイトフィネス機ではありません。

どっちかというと、5g10g以下のルアーを快適に扱うためのリールな気がしているので、小渓流で超軽いルアーを投げるのには少し役不足。

むしろ本流や湖、大物も相手にしたいような人向きのリールな気がします。

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