どうもαトラウトです。
ここ最近めっきり寒くなりまして、そろそろメタルジグの季節かな?と思い、ジグパラマクロを持ってダム湖へと行ってきました。
レイクショアジギングって、その方法とか調べてもあんまり出てこないし、ニジマスを狙ったものは数が少ないのでほぼ自己流。というかこんな釣している人いるのかわからないんで、変わったものを見る感じでご覧いただければと思います。
ダム湖に到着したらものすごい渇水状態
今回も動画を撮影しました。
やっぱり自分の釣りをあとで動画で見返したりできると楽しいですね。ヒットシーンとか何回も見ちゃいます。
ただ、カメラがなんだか上向きで竿の動きはよくわかるけど、お魚さんが写りにくかったこと。
そして、オープニングをTHEフィシング丸パクリしたことに後悔しています。はいすいません。
さて、ダム湖に到着したわけですが。
なんですかこの渇水状態は。
確か去年のこの時期は、まだまだ水があったはずなのに、もう最低水位にまで到達しているなんて驚きです。たぶん、台風対策とかなんでしょうね。
この状況は僕にとってかなり厳しい。
他の釣り方なら、魚も固まっているしチャンスかもしれませんが、僕がやろうとしているのはレイクショアジギングなんですよ。
とりあえずシャローはミノーで攻めてみるとことに
とりあえずですが、シャロー側をミノーイングで攻めてみることにしました。
使うのはのはラパラのハスキージャーク7㎝。
サスペンドのはずがシングルバーブレス化したことでスローフローティングになってしまい、プラ製のF’7となってしまった奇妙なルアーです。
このルアーで、とりあえず鬼シャロー化しているインレット部分にキャスト。
リトリーブ開始後、いきなりアタリがあったと思ったんですが、リップの先には泥が付着。
水深30㎝あるかどうかって位なようです。
これはかなり浅い。マックにたむろする学生の会話よりも浅い。
こんなところにディープなメタルジグをぶちこむなんて、ポケモンの話をしていた男子学生に僕の先輩がドロドロ浮気離婚のすえに詐欺師に騙された話について振るようなもの。あまりにディープすぎてギラティナがカッコイイとか言ってた学生の心にスタックしままた取れなくなります。
しかし、どう考えてもシャローに魚が溜まっている。
というわけでハスキージャークを投げ続けていると、いきなりガツンとヒット。
なんだなんだと驚いているうちに、あっという間にバレてしまいました。
理由はリーリングを止めてしまったこと。
動画を見てもらえればわかりますが、一瞬巻くの止めてしまっています。
いけない、集中しないと。
離婚したおじさんの言葉が脳裏をよぎります。
「αトラウト、結婚っていうのは、人は強くするぞ」
そう行って僕の金で砂肝を食っていた先輩の顔が忘れられない。あとハゲた頭も。
あの光景ほど強く生きるって意味がもうわかんないですけど、とにかく集中。でないとパイセンみたいにストレスで頭がハゲる。
そこでトゥイッチ&ストップを繰り返していると、再びのバイトがドッカン!
しかもさっきの奴よりなんか重い。ドラグを締めてやるけど寄ってこない。
でもファイトを楽しむ余裕なんて、さっきバラした僕にはないし、PEラインにバーブレスは油断するとすぐにバラす。
そこでさらにドラグを締めてゴリ巻き。
結果やってきたのは、おそらく40cm前後と目されるニジマスでした。
ところが、サイズを測ってみようかなと胸元のメジャーを出そうとした瞬間、突然の大脱走。
スティーブンマックイーンよろしく、ラバーネットという鉄条網をすり抜け自由へと駆け抜けていきました。まじでアカデミー賞物のシーンです。
そろそろジグパラマイクでレイクショアジギング
さて、インレット攻めもひと段落したので、これからようやく本番。
ジグパラマイクロを使ってお手軽レイクショアジギングといこうと思います。
使用するのは10gのジグパラマイクロ。
本来はロックゲームで使うであろうこのサイズですが、果たしてダム湖のニジマスにも通用するのか?
というか水深マジで大丈夫なのか?
ひとます不安ですが、テストしていこうと思います。
ちなみに今回は鱒レンジャーと17セドナという何時ものコンビですが、本来ならこんな柔らかいタックルは意味がありません。
できれば2500番以上のスピニングに、7f前後のMLロッドが望ましいかと思います。
水深は深いところで3メートルほどしかなかった
まずキャスト後、水深を計測してみましたが、およそ3メートルほどしかありません。
それも、深い場所は数が少なく、大半は1~2メートルしかない。
ていうかこれ、メタルジグ使う場面じゃない。
しかしです、それでもまだメタルジグが有利と思える条件は整っていました。
ニジマスがスレて岸よりしてこない
このダム湖は非常に人気の場所で、とにかく人が何時だって入っています。
そのせいか、ニジマスがあまり岸よりしてこない。
ライズはあるけど、大抵湖の中心部。インレット以外はあまりポイントにならないのです。
つまり、ジグパラマイクロの飛距離だけは生きる場面じゃないだろうか?
なんて甘い予測を立て、とにかく表層を狙うことにします。
表層トゥイッチで一匹目はバラし
ジグパラマイクロは幅広形状のため、浮き上がりやすく、フォールも遅い。
その性質を生かし、キャストしてすぐに巻き出すことで、表層を意識したジギングを開始しました。
やり方は簡単で、トゥイッチを入れながら巻くだけ。
時折フォールさせたりもしますが、魚の活性が良いのでひたすらレンジキープするだけでもOK。
すると、あっさりと一匹目がヒット。
これはチョロいぞと思っていると、足元で見事ロストしてしまいました。
初キャッチも表層狙いで
しかし、場所を少しずらし、ブレイクライン目掛けて投げると再びヒット。
パターンはおなじで、着水後にトゥイッチを入れつつ、表層を巻いてくるだけ。
今日はこの動きにやけに反応が良いですが、やっぱり水深もないのに活性が高いからでしょうね。
釣れたのは可愛いニジマスさん。
こんな子もジグパラマイクロには好反応です。
フッキングしたのはリアフック。
普段自作のジグだとアシストにほぼ食ってくるんですけど、リトリーブしながらのトゥイッチだったので腹めがけて襲ってはこなかったようです。
回収直前に良型
場所を変え、今度は中心部めがけて投げます。
かなり浅い場所ですが、沖のほうでライズが見えるので、届けばなんと釣れるはず。
そこでおもいきりキャストして、そのまま根掛しないように表層でトゥイッチを連発。
うーんダメかな?と、あと10メートルほどになった時に、いきなりひったくるようなバイト。
レイクショアジギングあるあるの「回収直前バイト」です。
ブレイクに潜んでいた魚が、ジグを追いかける。
そして、浅場にルアーが入ったのを見て、チャンスと思って襲ってくる例のアレ。
これが本日も起きてしまったものだから大慌てです。
釣れたのは30㎝チョイ位のニジマス。
背中が張っていてすごいカッコイイ姿でした。
それにしても、秋の荒食いがはじまっているって感じ。
背中も大きくお腹もパンパン。
餌を食べまくってますね。
案外浅い場所でもジグパラマイクロは使える
メタルジグというと、どうしても深い場所を探るアイテムだと思ってましたが、実際に使ってみるとそうでもない。
特にジグパラマイクロみたいな浮きやすいメタルジグの場合は、表層を意識している魚にも効果的だったようです。
それと、トゥイッチへの反応がすこぶる良いですね。
フォールを意識した扁平ボディなんでしょうけど、結果的にヒラ打ちしやすい形となっており、鱒レンみたいなロッドでも、細かいアクションで綺麗にトゥイッチさせられます。
使い方次第で色々な場所が攻められるメタルジグなので、飛距離を生かして遠投して、表層にいる魚を狙うのにも適しているかも。
あと、アシストフックがあるぶん、スプーンよりもミスバイトは少ないかも。僕みたいにバーブレスシングルフックを使わなければ、もっとキャッチ率は上がります。
ニジマスに限らず、ダム湖にいる魚なら大半はメタルジグで狙えると思いますので、試しにジグパラマイクロで挑戦してみると楽しいですよ。
使用ルアー:ジグパラマイクロ10g
ロッド:鱒レンジャー
リール:17セドナ
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