村田基。
前回、ロングゲーターに関する記事を書いていたわけですけれど、その時に村田基についての記憶が一気に脳裏に浮かんできてしまいまして。
なんていうか、僕にとっていまだに村田基ってやっぱり思い入れが深い人であって、未だに村田基を見ると色々と感慨深い思いにひたりますね。
ミラクルジム・村田基との出会い
(画像引用元:グランダーバシング オルカイザー編)
僕がはじめて村田基を見たのはテレビの中でのこと。
当時僕は本州に住んでいたんですが、すでに釣りをやりはじめていた小学生でした。
当時やっていたのはバスフィッシングで、テレビでグランダー武蔵のアニメがスタート。
漫画のほうも読んでいたんですが、いよいよアニメもはじまるのかと急いでテレビをつけると、そこに村田基が登場してきたわけです。
この姿を見て物凄い懐かしくなった人もいるでしょうが、僕もその一人です。
オルカイザー、持ってましたー。
あとスケルトンGも。
今思えばなんであんなルアー買ったんだろうって思うんですけど、村田基がとにかくこのルアーで釣りまくるもんだし、グランダー武蔵に登場するし、もはや買う以外の選択が無い。あれはやばかったですね。
バンダナ巻いたロン毛の変なオッサンが登場
僕が初めてみた村田基は、そもそも名前が違うわけです。
あれはグランダー武蔵を見たり読んだりしていた人なら覚えているはず。
あの時、村田基は「ミラクル・ジム」という名前で登場しており、その恰好もかなり奇妙。
頭には常に赤いバンダナを巻いていて、上着は常に白いシャツ。
およそバスボードの上に載っている人間とは思えないような姿で登場してきたわけでして。僕にとっての村田基は未だにあの恥ずかしい恰好をしたオッサンなわけです。
でも、そんなイメージを未だ拭い去れない人は多いはず。
テレビの中で、初めてみた滅茶苦茶釣りの上手い人物にもはや憧れすら抱いていたはずですから。
その後、釣りロマンを求めてで村田基を見て「あ、バンダナしてないんだ」と知ったりしたわけですけど、やっぱり僕にとっては未だに白シャツにバンダナのロン毛の色の黒い人って感じですね。
ルアーフィッシングのだいたいは村田基から教わった
僕がバスフィッシングをはじめた頃は、いわゆる第一バスフィッシングブームの時。
そこでバス釣りを始めたの人は、だいたい初心者だったつうことで。
つまり、教えてくれる大人がそんなに居なかった。
僕はその前におじさんにトラウトを教えてもらってたんですけど、バスはまるで別物。
それに、北海道とは勝手の違う「野池」がメインの釣りになってたのも思い出深いです。
当時、まわりでバス釣り上手い人とかぜんぜん居なかったので、基本的には村田基のバスフィッシングを見ながら釣りを覚えていきましたね。
キャスティングの練習なども、村田基を真似したもの。
オーバーヘッドから入って、手首のスナップをどう使うのかとか、視線はどこなのかとか、サミングの方法やらも色々と学び巻びました。
あと、僕は今と違って、昔はベイトタックルをメインに使ってたんで。
バックラ地獄から脱出できたのは間違いなく村田基のおかげですね。
で、ミラクルジムのテクニックを見てから、釣り友達と一緒に野池に行くわけですけど、そこでまぁドヤってやるわけですよ。
「ね、こうしてブレーキ調節して、で、こうやってサミングかけると、ぜんぜんバックラしないでしょ」
とか言ってスキッピングして思いっきりバックラするっていうね。
そんな感じで、事務が解説してくれる釣りのテクを使っていたわけです。
釣りロマンを求めてを見てからよりヤバい人だなと思いはじめる
で、グランダー武蔵をみたあと、釣りロマンを求めてを見ることになりました。
この番組で、バス釣り以外の釣りをしている姿を見たわけです。
世界を股にかけ、ワールドシャウラを使い様々な魚に挑んでいく村田基の姿にとにかく憧れを覚えてしまうわけです。
「すげぇ・・・なんだこれは・・」
と、いつも毎週土曜の朝に早起きをしていた釣りロマン。
それを見てから、釣りに出かけるのが日課みたいになってたわけで。
やっぱり村田基は僕の釣りの中心にいつもいたわけです。
釣りから離れてから
村田基で釣りを学んだ僕ですが、高校を卒業して都心に出てからというもの、基本釣りとは縁遠い世界に身を置くことになります。
その頃にはすでに釣りをしなくなっていて、たまに思い出したようには竿を握ったものの、それよりも勉強やらバイトやら、やることばっかり。
そのために、知らない間に釣りと一緒に、村田基の存在も薄らいでいったわけです。
しかし、札幌にやってきたころ、再び釣り竿を握る機会を得て、海釣りからはじめます。
それと同時に、ユーチューブも全盛期に突入。当然釣り動画などもチェックするように。
で、そこで再び村田基を改めて見ることになりました。
めちゃくちゃ毒舌おっさんになっていた
ユーチューブに村田基が出ている。
これだけでも、僕として驚いていたわけですが、さらに驚いていたのはその毒舌っぷり。
今まで村田基はめっちゃ釣りが上手い上、めっちゃ説明が上手い人、という存在だったんですが、そこに「独雑」というタグがくっついたわけです。
「え、村田さん滅茶苦茶言うな!」
と思いながらも、動画の中であまりにもハッキリとものをいう姿につい笑ってしまったり。
ユーチューブのおかげで再び村田さんを見ることはできたんですが、いや、結構テレビが入ってないと毒舌がやばい。
平気で〇〇の悪口とか〇〇の製品はダメだとか、まぁやたら言う。
おかげでコメント欄は常に荒れ狂っているわけで、ついでに村田信者へのディスもやばい。
けど、ついつい見ちゃう。
なんかユーチューバー村田基を見て、僕の中のミラクルジムは若干消えてはいるものの、ああやっぱり面白いなと思ってみてしまいます。
何時の間にかトラウトを中心にやりはじめていることを知る
で、ものすごーく久しぶりに釣りをはじめた僕にとって驚いたのは、村田基がいつの間にかバスではなく、トラウトを中心に釣りをしていたことすね。
で、ブラックバスやっている姿とかまるでない。
なぜか常に居るのは管理釣り場。
ウオーターランドのルアーもトラウト関係が中心を占めていたり、ミラクルジムの欠片が見当たらない
で、調べてみると、どうやらバス関係の仕事はシマノの方から振られなくなったらしく、元から力を入れていたトラウトフィッシング、特に管理釣り場の方に今は全力みたい。
ぼくが釣りをやめている間にトラウトに転向していたジムでしたが、まぁ僕もトラウトはじめた頃だったので、むしろ良かったと。
僕が釣りを辞めていた間に、ジムをはじめ釣り業界にも色々あったのだなぁと思いしりましたね。
気が付けばユーチューバーになっていたジム
そうれいば村田基はいつの間にかユーチューブはじめてましたね。
で、僕はここで改めて釣りをはじめて「村田アンチ」の存在も知しりましたね。
ていうか、アンチめっちゃ多いなと。
子供の頃に村田基から釣りを教わったような僕からすると、まぁあの人が人殺してもアンチにになれるかわからない。
思い入れって、そういうものだと思うんで。
正しいか、間違っているのかっていう二元論は、結局感情的な思い入れには敵わないですやっぱり。
だから、そうじゃない世代や僕よりもさらに上の世代だと、アンチ派も多いんだなと思いました。
で、最近はさらに過激な発言も多いからアンチも活発化しているぽいですけどね、たぶんこれが本来の村田基の姿なんでしょうか。
色々言いたいことはあるけれど
村田基について色々と言いたいことはあるけれど、何はともあれ、自分に対してここまで影響力を持っているアングラーは、いまだにこの人以外いません。
今後もユーチューブで動画配信をされるんでしょうが、やっぱり釣りしている姿が一番見たいですし。
もう年も年ですけど、がんがん世界の大物狙ってもらったり、ネイティブのトラウトや、もう一度バスを釣っている姿を見たいなと。
まぁ僕はトラウト釣ってるんですけどね。
でも、村田基さんはバス釣ってほしいなって思いますよね、誰でも。
そんな感じで、また村田基さんに関する思い出も書いていこうと思います。
ではでは。
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