ロキサーニBF8の性能をブチあげる危険な改造がこちらです

リール
スポンサーリンク

年末、仕事の合間に頭がおかしくなり、ついPCのモニターを見ながらリールをクルクルとまわし

「あーもう無理、もー釣りいきたい、限界、もうヒキんの限界」

と呻きながらロキサーニBF8をクルクルとまわしている昨今。皆様いかがお過ごしでしょうか?

やはり年末は忙しい。年末までにやらなきゃならない事が多いし、ぶっちゃけブログの記事なんて書いている場合じゃない。

しかし釣りに行けない時ほどブログの更新をやってしまう発狂寸前アングラー、αトラウトです。もう釣りいこうか?いっちゃえよ!仕事なんかほっといて行っちゃえって!

──と頭の中で叫びながらロキサーニBF8をグルグルまわしては見るものの、そりゃ仕事しなきゃ生きてはいけないので、ロキサーニからマウスに持ち替え、再び作業を開始する。ああ、なぜ道北地方の冬は雪と氷の世界になってしまうのか。ワカサギ解禁を待つしか無いのだろうか?

と思っていると、ふと机の上にあったロキサーニBF8を改造しようと思っていたことを思い出す。

そういえば・・・なんか前に思いついたアレ・・・まだやってないよな・・・

いやいや、今は仕事だ。それが終わってから改造をすればいい・・・

なんて葛藤が0.5秒程あったのですが、気が付けばマウスから再びロキサーニに持ち替えてしまった。

たのむ。

どこかのメーカーさん。

こうやってアングラーはマウスとリールを行ったり来たりして仕事にならないから、リール型マウスを発売してください!

スポンサーリンク

ロキサーニBF8のスプールを簡単に軽量化できてしまう

以前から使っているロキサーニBF8。

このリールは国産ベイトフィネス機では最安値の部類に入り、割と使いやすいと評判の代物。

僕も本流用のベイトフィネス機として、同じアブのクロスフィールドにセットしてルアーを投げています。

が、しかし。

ロキサーニBF8の最大の弱点は、なんといってもスプールが重いことです。

現行のベイトフィネス機では最下位に位置するのでは?と思ってしまうほど重いので、快適に使えるルアーの重量は5g以上が必須。飛距離を出せるのは7g以上という代物であり、ぶっちゃけダイワのSVスプールのほうがフィネス性能良いんじゃないか?なんて疑惑が濃厚な代物です。

まぁ、これでも6g以上のルアーを投げるのは全然良いし、そもそもベイトフィネスで飛距離出そうと思ってないから使いつづけてきたんですが、時折このリールで5g以下を投げたいなーというシュチュで「あ、ダメだぜんぜんとばね」となってしまう事も・・・

てな感じなんで、どこかに軽量化されたスプールでも売ってないかなーと探したんですが

これが無いんだな、マジで。

どうもロキサーニシリーズはスプールの形が独特なせいか、中華系も国産もぜんぜん軽量スプールが売ってない。

※なんかTwitterで教えてもらったけど、青嵐ルアーから専用フィネススプールが出たらしい!

8500円だけどシャフトレスになってるよう!

あーじゃぁこのまま使うかー・・・と思いながらスプールをいじくっていた矢先、ふと

「あれ、もしかしてコレで簡単に軽量化できるんじゃね?」

というヒラメキが生まれてしまったのです。

302 Moved

ロキサーニBF8のスプールは横のパーツを外せば簡単にできる

ロキサーニBF8のスプールは、なぜか横に赤い金属パーツが付いています。

ここは通常のロキサーニなら、遠心用のパーツが付いている部分。

しかし、価格を抑えるためか専用設計にすることなくスプールを軽量化してしまったため、マグネットとの位置調整をするべく、こんな奇妙な代物が付いてるわけです。

で、このパーツ実は

滅茶苦茶簡単に取れる。

ちょっと裏からドライバーで押してあげるだけでスポーンと外れてしまうんです。

当然これが外れれば、マグネットとの距離が遠くなるだけでなく、スプールの金属パーツも減ってしまうためブレーキがまったく効かなくなる。

けれども・・・その結果

スプールは3g以上の軽量化ができるのですよ!

てか、このパーツだけで3gもあるって事がもうヤバいんですけど。どんだけ重いもの付けてんの?

しかし、これが外れるだけでフィネス性能は極端にあがる。

ただ、問題はブレーキがまったく効かなくなること。

そこで、マグネット側にこんなコトをしてみました。

ダイソーのネオジウム磁石を増設して無理やりスプールを止める

マグネットとスプールの位置が遠いながら、無理やり近づけてしまえばいい。

てなわけで、ダイソーで買ったネオジウム磁石を使い、こんな感じで高さを増しました。

こうすると以前よりもブレーキ力は半分位になるものの、一応ブレーキ効果は十分確保できるわけです。

さらにロキサーニはマグネットブレーキがメチャクチャ強い機体だったので、半分位になっても10g以下のルアーを投げるのには十分な性能があると思われ。

しかし、テストをしなければ結果はわからない!

というわけで、まったく仕事が手に付かなくなった僕は駐車場に、パーツ外しカスタムを施したリールの性能を試してきました。

軽量化ロキサーニBF8はたしかに投げやすい

さて、今回テストに使うのはクロスフィールドBFとPE1号。これにDコン(4.5g)をつけての試し投げです。

で、最初に投げた印象は明らかにルアーが伸びていること。

今まで5g以下になるだけでルアーが明らかに伸びなくなったのに、改造後はスコーンと飛んでいく!

これは明らかに飛んでる。

思い切り降らなくてもシューンと飛んでくし、サークルキャストもフリップもできる!

飛距離的にも向上しており、本流で十分な20m以上のキャスが可能になりました。

ぶっちゃけ本流で5g以下は滅多に使わないのですが、このあたりの伸びが良くなって快適に使えるのはありがたい。

ただ、やっぱりマグネットの力が半分になってるんで、マックス値が下がり、10g以上になったらブレーキは明らかに足りない気がする。

このリールでは最高10gまでは投げれれば、別にいいんですけどね

で、リールが快適になるとついつい意味もなく投げまくってしまう。

水の上じゃなくパウダースノーの上ですけど、この時期になったらルアー投げれるだけで嬉しいですからね。感無量。

これなら今までみたいにルアーチェンジした時に「とばんなぁー、スピニング持ってくればよかったなぁ」と残念な気持ちになることもなくなるでしょう。

コメント